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骨がなくて出来ないと言われた方へ

はじめに

骨がなくてインプラントは無理と言われた場合でも、そういった先生の知識や技術で無理という場合もあります。

当院では、自分の実力では無理な場合、例えば、全身麻酔下で腰骨から骨をとり移植するような手術の必要な場合でも、大学病院やより専門性の高い診療所と連携し、治療を行う体制を整えています。

重度の糖尿病や、癌による放射線治療後の顎の骨などの禁忌症を除けば、大抵の場合、インプラント治療は出来るものです。

一度ご相談ください。

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サイナスリフト・ソケットリフト

上顎の奥歯部のインプラント治療の際、インプラントを埋める骨の高さが十分でないことがあります。

同部の骨の上には、蓄膿症のときに膿がたまることで知られる上顎洞と呼ばれる空洞があります。この部分に骨移植を行い、インプラントを埋入することができます。

方法には、サイナスリフトとソケットリフトと呼ばれるものがあります。両者には、一長一短あり、どちらかを希望してもその術式が必ず可能とはいえません。術前診査が重要なわけですが、この診査にはCT撮影が欠かせません。

歯槽動脈の枝を損傷するリスクがあったり、上顎洞粘膜の損傷や、副鼻腔炎のリスクがあるためです。
以下に、その違いをまとめます。

 

サイナスリフトVSソケットリフト

サイナスリフト(いわば開腹手術)

●短所

1.術後の腫張が大きい

2.期間が長い

3.ソケットリフトより割高

●長所

1.明視下に施術

2.粘膜穿孔時の対処が楽

3.初期固定を得られる骨がなくても適用可能

ソケットリフト(いわば内視鏡手術)

●短所

1.初期固定を得られる骨がなければ、適用不可能

2.盲目的手術の為、偶発症(粘膜穿孔・出血)に対応困難

●長所

1.侵襲性

2.期間が短い

3.サイナスリフトより割安

サイナスリフトVSソケットリフト
サイナスリフト ソケットリフト 
STEP1 STEP1
サイナスリフトstep1 ソケットリフトstep1
サイナスリフトでは、上顎洞に骨移植を行います。イラストのように上アゴの歯肉の側面に切開を入れ、骨面を露出しさらに10~30mm程ある歯槽骨に窓を作ります。窓を開けると上顎洞粘膜が露出しますので、注意深く歯槽骨と上顎洞粘膜をはがしていき、スペースができたところに移植骨で埋めていきます。 歯槽骨にドリルで穴を空けます。1mmの歯槽骨を残した状態で、穴を掘るのを止めます。
STEP2 STEP2 
サイナスリフトstep2 ソケットリフトstep2
上顎洞粘膜と歯槽骨の間に10mm以上の移植骨が入りました。手術後にデジタルレントゲン撮影で確認しますとイラストのように写るでしょう。移植手術から3か月以上そのままで待ちます。移植骨が完全に自分の骨となる期間です。術後、痛みはそんなにありませんが、腫れることがあり3~4日でよくなります。 この穴に先が純な棒を差し込み、棒をマレット(トンカチのようなもの)で叩くと1mmの歯槽骨と上顎洞粘膜が持ち上がります。穴をあけ持ち上げるのでソケットリフトと呼びます。

そこに移植骨を入れ、次にインプラントのフィクスチャー(ネジ部)を埋入します。

STEP3 STEP3
サイナスリフトstep3 ソケットリフトstep3

サイナスリフト施術の様子

サイナスリフト施術の様子

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GBR

  • GBR(骨再生誘導法)は歯槽骨の骨幅が不足している時に用いる治療法です。

  • インプラントが歯槽骨から露出してしまう場合には、メンブレンという人工膜で覆い、骨の再生を促進させます。

  • 個人差がありますが、約4~6ヵ月で歯槽骨が再生されインプラントが安定します。

GBR施術の様子

GBR施術の様子

 

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スプリットクレスト

  • インプラントを埋め込むのに、骨の高さには問題はないが幅が不足している場合に行う処置です。

  • 骨の頂上部にクサビのような形の特殊な器具を挿入しながら、少しずつ骨幅を広げインプラントの埋入が可能な状態にします。

  • インプラントを埋め込むための孔を開け、インプラントを埋め込み骨造成剤を用います。

  • 歯槽骨の造成を促進させインプラントを固定させます。

スプリットクレスト施術の様子

スプリットクレスト施術の様子

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