インプラント治療後の食事制限について、詳しくご説明いたします。

手術直後〜1週間

– 軟らかい食事をお取りください。
– おかゆ、うどん、やわらかい煮物などがお勧めです。
– 硬いものや熱いものは避けてください。
– 特に手術当日と翌日は、傷口に食べ物が入り込まないよう十分な注意が必要です。

2週間まで

– 魚の骨など、とがった食べ物は避けてください。
– 傷口が開く可能性があるためです。
– なお、この期間は歯ぐきが完全には安定していません。

インプラントと骨の結合期間（通常4〜12週）

– 初期固定が良好な場合は、4週間程度で骨と結合します。
– 骨造成を行った場合や初期固定が不十分な場合は、12週程度かかります。
– この期間中は、過度に硬いものを避けることをお勧めします。

結合後

– 骨との結合が確認できれば、通常の食事が可能となります。
– ただし、最終的な人工の歯（上部構造）が装着されるまでは、極端に硬いものは控えめにしてください。

上部構造装着後

– 通常の食事が可能です。
– 天然歯と同じように噛むことができます。
– ただし、極端に硬いものを噛むことは、天然歯と同様に避けましょう。

気をつけていただきたいこと

– 食事の後は必ず口腔内を清潔に保ってください。
– 手術部位の清掃方法は、担当医の指示に従ってください。
– 違和感や痛みを感じた場合は、無理せず医院にご相談ください。

ご不明な点はございませんか？患者さまの状態に応じて、より具体的な食事の注意点をお伝えできます。