インプラント治療をできることなら安く受けたい
誰しも考えることですが、「安く」とはどういうことでしょうか?
多くの方が治療の際に払う治療費が「安く」と考えると思います。
それって、本当なのでしょうか?
- 治療の際の費用が安くても、手術でミスが起こったら? →インプラント治療の欠点・リスク
- 治療の際の費用が安くても、手術が不快だったら? →術中の不安や緊張・恐怖感がより少ない手術
- 治療の際の費用が安くても、それがすぐだめになってしまったら?
インプラントに限らない話ですが、高額な費用がかかったら、長持ちしなければ話になりません.
高額な費用がかかっても、それが長持ちすればするほど、当初の治療費は、
使用できた期間で割っていくことで割安になっていく訳です。
ですから、当初何万円の違いがあったとしても、その後の長持ちをどれだけ考えてくれる歯科医院かを
よく吟味して、インプラント治療を受けてください。
どれだけ長持ちするかに影響する因子の中には、
① 術前の治療(歯周病の患者さんは、まず歯周病を治してから出ないとインプラントも歯周病【インプラント周囲炎】になってしまいます) →インプラント治療の欠点・リスク
② 診査・診断に基づくインプラントの本数・配置
③ インプラント埋入手術の技術・正確性.
④ 補綴治療(歯科医と歯科技工士の総合力)の技術、正確性
⑤ 術後管理・定期的なチェックとクリーニング(歯科医と担当歯科衛生士の総合力)
などがあると思われます。
どうしても、当初の支払額に目が行きがちですが、こうした点もよく吟味する必要があると思います。