インプラント治療の利点を列挙すると以下のようになります。
私自身も、もし、歯を失うことになったら迷わずインプラント治療を選びます。

インプラント治療の利点は?

  • 長持ち(下に長持ちに関する論文あり)
  • 入れ歯のようにとり外さない固定式の治療法(但し、インプラントを利用した取り外しの入れ歯の治療法もある)
  • 取り外しの義歯に使った場合、義歯の受圧条件・加圧条件を改善し、義歯の安定が図れる
  • ネジ止めなら、歯科医師はとり外せる⇒修理しやすく、トラブルに対応
  • 残存歯を削らない・負担をかけない
  • 残存骨の保護
  • かみきりがよい
  • 動かない
  • かみあわせが長く保たれ、メンテナンスしやすい。
  • 自然感(違和感が少ない)
  • 発音しやすい
  • むし歯にならない

当院で使用しているストローマンインプラントの生存率・成功率は、
例えばDental implants placement in conjunction with osteotome sinus floor elevation: a 12-year life-table analysis from a prospective study on 588 ITI implants.
Clin Oral Implants Res. 2006Aug;17(4):479.

によれば、12年後の時点で生存率94.8%、成功率90.8%と報告されています。これは、例えばブリッジの平均使用年数が8年(口腔衛生学会雑誌, 45 : 788~793,1995)との報告と比べても大変長持ちです。


インプラントのメリット

 ●インプラントを用いない従来の治療法

インプラントを用いない従来の治療法

 

●インプラントを用いた治療法

インプラントを用いた治療法


インプラントの持つ可能性①

 

歯が抜けてしまった場合の解決策

●歯が1本ない場合

歯が複数ない場合

インプラントの持つ可能性②

 

●歯が複数ない場合

歯が1本ない場合

インプラントの持つ可能性③

●歯が全てない場合

歯が全てない場合

インプラントの持つ可能性④

●義歯の固定源としてインプラントをしない従来の義歯

 従来の義歯

 

インプラントの持つ可能性⑤

●インプラントを用いた義歯

インプラントを用いた義歯 インプラントとスナップのような維持アンカー
インプラントとバーを用いて義歯を固定する方法 インプラントとスナップのような維持アンカーを用いて義歯を固定する方法