一度に何本まで埋められますか?
インプラント治療の本数について:専門医の見解
インプラント治療では「一度に何本まで埋められるか」
医学的観点からの本数
医学的には、骨の状態と全身状態が良好であれば、
- 患者さんの骨の量と質:十分な骨がなければ、
事前に骨造成が必要となります - 全身状態:糖尿病など全身疾患がある場合は慎重な判断が必要です
- 手術の侵襲:長時間の手術による患者さんの負担を考慮します
- 術後管理のしやすさ:
術後の腫れや痛みをコントロールしやすい本数を選びます
患者さんへの負担を考慮した本数
当院では、患者さんの身体的・心理的負担を考慮し、
- 手術時間を2時間程度に抑えることで体への負担を軽減できます
- 術後の腫れや痛みを最小限に抑えられます
- 傷の治癒が早く、感染リスクが低減します
- 患者さんの心理的ストレスを軽減できます
すべてのインプラントを一度に埋入する場合
全顎的なインプラント治療(多数歯の欠損)の場合、
- 分割手術:上顎と下顎、または左右で分けて2~
3回に分けて手術を行います - 静脈内鎮静法の活用:当院では笑気ガスや静脈内鎮静法を用いて、
患者さんの不安や恐怖感を最小限にしています - CT診断に基づく計画:3D診断とサージガイドを用いて、
正確で安全な手術を実現します
患者さん個々の状況に応じた対応
実際には、以下のような要素を総合的に判断して決定します。
- 欠損部位の分布状況
- 骨の状態
- 年齢や全身状態
- 術後のリスク管理のしやすさ
- 患者さんの希望や社会的状況(仕事の都合など)
当院では患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療計画をご提案し
ストローマン社製インプラントを使用する当院では、