歯周病の方のインプラント治療について
こんにちは。歯周病の方のインプラント治療について、わかりやすくご説明いたします。
歯周病の方もインプラント治療は可能です
歯周病があっても、インプラント治療は可能な場合が多いです。ただし、事前に歯周病の治療を行うことが大切となります。歯周病は細菌感染による疾患です。活動性の歯周病がある状態でインプラントを埋入すると、インプラント周囲炎のリスクが高まります。
インプラント治療前の歯周病治療
インプラント治療を安全に行うためには、以下のステップが必要です。
- 歯周病の徹底した治療を行います
- 歯周組織の状態が安定したことを確認します
- 骨の状態をCTで詳細に検査します
- その上でインプラント治療計画を立てます
骨の状態について
歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が失われていきます。インプラントを支えるには十分な骨が必要です。骨の量が少ない場合でも、骨移植や骨造成といった方法で対応できることがあります。
定期的なメンテナンスが重要
歯周病の方がインプラント治療を受ける場合、治療後の定期的なメンテナンスが特に重要となります。メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎を発症するリスクが高まります。
治療前の精密検査
当院では、CTや光学スキャナーなどの最新機器を用いて精密な検査を行います。これにより、インプラント埋入位置の正確な計画を立てます。診断用の3Dデータを活用することで、より安全で予測性の高い治療が可能となります。
インプラント治療をご検討の際は、まず歯周病の状態を詳しく診査させていただきます。あなたの口腔内の状態に合わせた最適な治療計画をご提案いたします。
ご質問やご不安な点があれば、遠慮なくご相談ください。